地獄楽に登場する佐切と画眉丸はお互いを想いあうところから二人には恋愛感情が生まれており、付き合うことになるのでは?と思う場面がたくさんありました。
そこで今回はそんな二人が物語終盤で付き合うことになるのか?
気になる関係性を徹底考察&解説していこうと思います!
【地獄楽】佐切と画眉丸は付き合うことになるのか?
佐切と画眉丸は共に闘っていく中でかなり特別な関係になります。
ただし、佐切と画眉丸は最終的には残念ながら付き合うことはありません。
理由としては画眉丸にはお嫁さんである結という女性がいたためです。
ここで佐切と付き合ってしまうと完全に不倫ということになってしまいますからね(笑)
二人が付き合うということはありませんでしたが、佐切と画眉丸にはかなり親密な深い絆が確実にありました。
それは佐切自身が打ち明けていました。
地獄楽/少年ジャンプ+/賀来ゆうじ
そんなふたりの深い関係性を徹底解説していきます・
【地獄楽】佐切と画眉丸の関係は処刑執行人と罪人
佐切と画眉丸は処刑執行人と罪人という関係であり、
罪人である画眉丸を処刑するために佐切は政府から呼ばれました。
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そして仙薬を探しに画眉丸をスカウトするのです。
島についてからも処刑執行人と罪人の関係を守るために、画眉丸の手縄をほどくことはしません。
手縄したままでは探せないという画眉丸に対して、縄をしなければ首を刎ねると脅します。
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島で出くわした同じ罪人と戦う際もそのルールを守らせて、
手縄をつけて闘うようにと無茶を言います。
(他の罪人は暗黙の了解で手縄を外してもらっている)
どんな状況でも自分は処刑執行人であり画眉丸は罪人で、
謀反を起こした際は即刻首を刎ねるという執行人と罪人との関係を
はっきりさせているのでした。
【地獄楽】画眉丸を初めて会ったときの佐切
画眉丸と初めて会ったときの佐切はかなり冷酷なイメージでした。
処刑前の本人調べも淡々とおこない、
いざ処刑の時となった際も無表情で画眉丸の首を落とそうとします。
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画眉丸が嫁に会うために生きる意欲が強いこと
画眉丸の強さが確かなものだったこと
この二つを確認した佐切は画眉丸を処刑するのではなく
仙薬を探しに行く死罪人の適任者と判断し江戸幕府に連れて行くのでした。
【地獄楽】佐切は画眉丸の生き様を見届けると決意する
仙薬があるとされる島について共に修羅場を潜り抜けるうちに
佐切は画眉丸の生きざまを見届けることを決意します。
佐切は処刑執行人の一族に生まれて自らも父親と同じ処刑執行人になるべく
罪人を斬首していきます。
しかしその太刀筋には迷いと恐怖があると周囲から指摘されます。
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どれだけ斬っても拭えない恐怖に苦しむ中、
画眉丸の相手の死を背負いながら強く生きる姿をみて
佐切は自分には殺した命を背負う覚悟が足りなかったと気づきます。
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そして島で画眉丸が自分を殺そうとした際には
本心では殺しをしたくないと葛藤し苦しむ
忍びらしからぬ人間らしさを見せる画眉丸をみて
画眉丸のおかげで自分の情と向き合うことができた佐切は
今度は画眉丸がしっかり自分自身と向き合うところを見届けたいと決意します。
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そして本来なら処刑執行人である自分に斬りかかった時点で即刻処刑ですが、
それに免じて不問にするという心変わりを起こしています。
このとき処刑執行人と罪人という関係が少しずつ崩れていくのでした。
【地獄楽】佐切は画眉丸の変化に徐々に惹かれ始める
佐切は仙薬を探す中で変化する画眉丸に徐々に惹かれ始めます。
初めはただの処刑人と罪人という淡白な関係であり、
画眉丸が道中で死のうが関係ないと考えていました。
しかし、画眉丸との衝突で見えた嫁に対する一途な思いだけを支えに
どんな逆境も乗り越えようとする姿をみて特別な感情を抱きます。
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これに関しては仲間である士遠も思い入れがあると確信しています。
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画眉丸が同里のシジャという忍びに裏切り者として殺されそうになったときには
罪人である画眉丸を自らの命を懸けて守ろうとします。
この行動に対してシジャもなぜそこまでして画眉丸を守るのか疑問に思います
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佐切はかつての自分なら役目に従い画眉丸を処刑したいたと答えます。
ただ、画眉丸の変化に惹かれてからは考えが変わったことを説明します。
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佐切は画眉丸と行動を共にするにつれて
彼の心の変化に感銘を受けて徐々に惹かれていきます。
そして処刑人と罪人という関係から脱し、
画眉丸を罪人という認識から生きていてほしい自分の大切な人へと変化するのでした。
【地獄楽】佐切と画眉丸に恋愛感情はないが深い絆があった
最終的には佐切と画眉丸に恋愛感情はなかったが、
二人にはどの罪人と処刑人にもない深い絆が確かにありました。
最後の一人である天仙と戦い画眉丸の全身至る所に花化が起こり死亡が確定した際も
自分の命を顧みず画眉丸を助けるため手を尽くします。
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少しは恋愛感情があるかと思いましたが、佐切自身も画眉丸に恋愛感情はないと断言していました。
しかし、二人の間には処刑人と罪人という関係から始まった深い絆が存在しています。
物語の最後には嫁のもとに戻った画眉丸にわざわざ会いに行きます。
そこで嫁に行き別れた姉妹みたいと言われると佐切は感無量といわんばかりに興奮していました。
・全国を巡り剣術の勉強をする理由で画眉丸のところへ行く佐切
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・画眉丸の嫁(結)に姉妹みたいと言われ興奮する佐切
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佐切は画眉丸が一途に嫁を想う心情と自分に殺した命を背負う覚悟を教えてくれた人として
尊敬していたようです。
画眉丸は佐切の弱い自分を受け入れ迷いながらも強く生きる人間らしさを教えてくれた人として
大切に想っていたと思います。
まとめ
・佐切と画眉丸は互いを尊敬するいいパートナーだったが恋愛関係はなかった
・画眉丸は物語の最後には嫁のところに戻った
・佐切は全国を巡り剣術の勉強をするため家を出るがその途中で画眉丸夫婦に会いに行く
個人的には佐切と画眉丸は付き合ってほしかったですが、画眉丸には大切な嫁がいるためそんなことはありえませんでした。
しかし二人の恋愛に似た不思議な関係は、物語を読み進んでいく上でとても面白くいい関係性だったと思えます!
もし嫁が幻術であり存在しなかったら、佐切が画眉丸と付き合い嫁になっていた道もありでしたね。(笑)
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