地獄楽に登場する罪人である画眉丸は無罪となって嫁と再会するため極楽浄土の国で仙薬を探します。
そんな画眉丸は作中では本名が公開されておらず謎のままです。
さらに嫁は実在せず本当は里長が作り出した幻術なのでは?という疑惑がありました。
そこで今回は画眉丸の本名とはなにか?心の支えであった嫁は実在するのかを解説していこうと思います。
*この記事は最終話までのネタバレを含みます
【地獄楽】画眉丸の本名は?
画眉丸の本名ですが画眉丸は忍びとして
道具のように育てられたため
本名と言える名前がありません。
元々画眉丸は赤子の頃に
両親を石隠れの長に殺されています。
そのとき拾われて
次期画眉丸の後継者の一員として育てられており、名前などは付けられていませんでした。
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そのため画眉丸という名は
忍びを育てる石隠れの里で
一番実力のある忍びに与えられる称号
であり、石隠れの忍びのトップが代々受け継いできたものです。
画眉丸がその名前を受け継ぐ前には
前任者が当時の画眉丸として君臨していました。
・前任者の画眉丸⇩⇩
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今の画眉丸より大人びており
短髪ですっきりとした顔立ちをしています。
この画眉丸を襲名式で殺すことで
現在の画眉丸が誕生したのです。
【地獄楽】画眉丸の嫁について
画眉丸には嫁がいてその嫁のために仙薬を探す旅に出ますが、その嫁の存在自体があやふやとなる部分があります。
そんな画眉丸の嫁について詳しく解説していきます。
画眉丸と嫁の出会い
画眉丸の嫁は石隠れの里の長の娘であり
前任者である画眉丸を襲名式で殺害し
今の画眉丸が誕生してから
長の命令でその長の娘と結婚しています。
石隠れの里の女性は子供を作るための道具
としてしか考えられておらず、
里で一番強い忍びと結婚してさらに優れた子供を産むようにされています。
そのためお互いに恋愛感情があるわけではありませんでした。
娘の忍びの娘らしからぬ穏やかな性格と
画眉丸の独特な雰囲気から
次第に惹かれて相思相愛の関係になったようです。
ちなみにその里の長の娘の名前は結(ゆい)と画眉丸が公言しています。
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嫁のおかけで変わった画眉丸
嫁の結のおかげで画眉丸は変わり人間らしさを取り戻します。
結婚するまではがらんの画眉丸として
殺戮の限りを尽くしており
敵だけでなく味方からも恐れられる存在でした。
しかし結婚してからは嫁のために殺しはしないと決めて完全に丸くなっています。
任務上では一切殺しはせず、
殺しの任務が出ても偽装しやり過ごします。
これをみた仲間も殺しを好まない嫁に嫌われたくないためだと察しており、画眉丸の変化に気付きます。
このことをきっかけに仲間に襲われることになりますが、
その際も争いではなく話し合いで解決しようとします。
それを無視して攻撃を続ける仲間をやむを得ず仕方なく殺しますが
その殺し方は昔同様非道なままでした。
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自分や嫁の生活に危機をもたらす者は殺すがそれ以外は極力殺さない
という考えに変化したようです。
嫁が実は存在しないと明かされる
極楽浄土の国で仙薬を探す途中に
画眉丸は力の使い過ぎで混乱状態に陥り記憶をなくしてしまいます。
その際に味方である杠からそもそもその嫁は存在するの?と疑われます。
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忍びの里では恐怖による支配のほかに
嫁など自分の大切な存在を捏造し人を操る
ということもあるそうです。
画眉丸は存在しない嫁の記憶を造り出されており、
その幻術でつくり出された嫁が心を掌握する方法の一つ
として利用されていたのではという疑念が生まれたのです。
そのように言われた画眉丸は
改めて嫁の顔を思い出そうとしますが
しっかりと思いだすことができず
嫁の存在自体があやふやな物になってしまいます。
画眉丸の心の支えとなった嫁の結は里の長がつくった幻術なのか?
画眉丸の強さとなっていた嫁の存在があやふやとなり画眉丸の強さが揺るぐのでした。
嫁は画眉丸が信じた通り実在した
嫁の存在があやふやとなりましたが、
画眉丸は記憶を取り戻してからは一環としてその存在はゆるぎないものだと実感していました。
画眉丸が信じた通り嫁の結は実在しており
物語完結後には無事再会することができています。
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再会した後はのんびり二人の生活を
楽しんでいた様子まで描かれています。
全てが終わった後は
石隠れの里の屋号である画眉丸という名はなくなり、
何者でもなくなり一般人として幸せに過ごしているようです。
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【地獄楽】画眉丸の強さ
画眉丸は集められた罪人の中でもひときわ周囲から注目されていました。
伝説の忍びであることや不死身であること、
忍法で火を使うことができるなどかなりの強さを秘めていると噂されています。
そんな画眉丸の強さについて解説していきます。
石隠れの里ではNo1の強さ
画眉丸は赤子の頃に石隠れの里に連れてこられて
次期画眉丸の後継者として育てられました。
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幼少期から里の長に秀でた存在として認められており、
襲名式ではあっさりと前任者である画眉丸を殺害し正式に画眉丸の名を受け継ぎます。
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そして石隠れの里の長は現在の画眉丸が誕生して
<歴代最強のがらんの画眉丸が誕生した>と喜んでいました。
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画眉丸はいままでの歴代画眉丸と比べても逸脱した強さを誇るようです。
忍法火法師
画眉丸は身体能力も高いですが、
使用する忍法で火法師という技があります。
体内の脂肪を発火させることで身体に火を纏い操る技であり、
この術を使った戦闘が凄まじいです。
巨人を相手には周辺の森を燃やし尽くして煙を吸わせて撃破
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再生する天仙には相打ち覚悟で燃やし尽くす
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大量の虫を一瞬で消し払う
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敵の動きを封じ込めて自分ごと焼き払う
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火の技は攻撃力も高い上に後半範囲に攻撃できるので非常に強力ですが、何より不死身に近い画眉丸の頑丈さがあってこその技だといえますね。
極楽浄土の国でも単独で強敵を撃破
天仙が待ち構える極楽浄土の国にいっても、
典坐や士遠らは天仙の一人であるヂュジンに成す術なく敗れてしまいますが
画眉丸は違いました。
画眉丸は同じく天仙の一人であるヂュジンと対峙した際に互角に対峙します。
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あの強力な一撃を浴びても立ち上がれる画眉丸を見て
ヂュジンも「お前は人間か?」
と疑うほどでした。
後に氣という気の使い方を覚えて
全員が何とか天仙と戦うことができるレベルになりますが、
このときはまだ氣という力の使い方を知らない状態で
唯一画眉丸だけが天仙と互角に戦うことができたのです。
それだけ画眉丸は特筆した強さを誇っていたのです。
天仙が使用する氣を使いこなす
画眉丸は天仙との戦いで氣の感じを掴みます。
そして天仙と相打ちになった後は氣を使いこなす訓練をします。
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氣を使えるようになった画眉丸は
自分より大きな相手の攻撃をちょっと触るだけでバラバラにします。
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どんな攻撃もかわし、いなす姿をみて
相手はまるで天仙様のようだと感じます。
氣を使いこなすようになりさらに強くなるのでした。
画眉丸が使用する技
忍法雷礫(いかりつぶて)
石などを雷のような速さで相手に飛ばす技
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応用として火を操る忍術と組み合わせて
石に火を帯びさせて飛ばしたりもできる遠距離技
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忍法撓刃(しなりば)
布切れを刃のように硬くし切りつける技
作中では陸郎太との戦いで使用
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忍法火法師
体内の脂肪を発火させて火を操る忍術
作中で最も多く使用しており、
攻撃に火を乗せたり相手の身動きを封じてから最大火力で燃やしたりする強力な技
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修行しても会得することが難しいとされる忍びの極意のようなものである
忍法火の橋
火法師で火を起こしその火を口から橋のように吹き出す技
作中では大量の虫相手に使用
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忍法風縫い
口から空気を高速で吐き出しそれを相手にぶつける技
作中では陸郎太に使用
火法師による火を帯びさせて飛ばすことも可能
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忍法棘衾(とげぶすま)
布を槍のようにして相手にぶつける技
作中では陸郎太に使用
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まとめ
・画眉丸は石隠れの里の忍びのトップに君臨するものに与えられる屋号だった
・画眉丸は赤子の時に両親を殺され拾われたので本名はない
・画眉丸の嫁は実在しており最後には再会できている(名前は結)
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