無調整豆乳はまずい!調整豆乳との成分の違いや美味しく飲める方法を紹介

無調整豆乳とは?

豆乳とは大豆を原料とした飲料で、日本農林規格(JAS)により調整豆乳と無調整豆乳に分けられます。

無調整豆乳

「大豆以外の原材料を使用していないもの」、「大豆から熱水等によりたんぱく質その他成分を溶出させ、繊維質を除去して得られた乳状の飲料」と定義されている。豆乳中に含まれる大豆固形成分は8%以上で、これをたんぱく質に換算すると3.8%以上となります。栄養豊富で体にいいが、砂糖などが入っていないため個人的には飲みにくさがあります。

 

調整豆乳

「大豆豆乳液に大豆油その他の植物油脂および砂糖類、食塩等の調味料を加えた乳状の飲料」と定義されています。要は無調整豆乳に砂糖などを加えて飲みやすくしたものですね。これにはコーヒー味やバナナ味など様々なフレーバーがあるため美味しい+お菓子作りにも用いられます。

 

無調整豆乳と調整豆乳の成分の違い

無調整豆乳と調整豆乳の成分の違いですが実際にキッコーマン商品を参考に無調整豆乳と調整豆乳の成分を下記に示しました。

200㎖

              無調整豆乳 調整豆乳
熱量 113kcal 116kcal
たんぱく質 8.3g 7.0g
脂質 7.3g 7.7g
飽和脂肪酸 0.95g 1.22g
コレステロール 0mg 0mg
炭水化物 3.7g 4.8g
糖質 3.3g 4.4g
食物繊維 0.4g 0.4g
食塩相当量 0g 0.46g
カリウム 425mg 329mg
カルシウム 34mg 109mg
マグネシウム 56mg 42mg
1.1mg 0.9mg
レシチン 421mg 324mg
大豆サポニン 92mg 77mg
イソフラボン 58mg 45mg

無調整豆乳は大豆と水だけでつくられているので脂質が低くたんぱく質やイソフラボンなどの大豆成分が多く含まれています。そのため、調整豆乳より高い数値をなっていますね。一方調整豆乳は大豆の味をまろやかにするために食塩や砂糖が入っており、糖質や脂質、食塩等が多く含まれています。大豆の含量も無調整に比べて低いので、たんぱく質やイソフラボン等の数値が低いですね。カルシウムは調整豆乳のほうが高いみたいようです。おそらく調整で牛乳等が入っているためだと思われます。

無調整豆乳の効果

豆乳には畑の肉と称される大豆が使用されています。そのためたんぱく質が豊富であり、そのほかにもイソフラボンやレシチン、鉄分などたくさんの栄養が詰まっています。栄養素が豊富なため健康にもよく様々な効果が期待されています。

便秘解消

豆乳には乳酸菌の餌となるオリゴ糖が多く含まれるといわれてます。そのオリゴ糖が腸内環境を整える乳酸菌に働きかけることで便秘が解消されやすくなります。

ダイエット効果

豆乳を摂取することで栄養吸収率が高くなり、代謝の向上され、ダイエット効果も期待されています。また、たんぱく質を豊富に含むため筋肉量も増えて健康的に痩せやすくなります。

美肌効果

豆乳に含まれる大豆イソフラボンには美肌効果があるといわれています。この大豆イソフラボンが体内で女性ホルモンの働きに似た物質に変換され美肌効果が期待されるみたいです。

生理症状の軽減

大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをします。生理の際には女性ホルモンバランスが乱れて生理中の症状を引き起こすと考えられています。そのため女性ホルモンに似た物質を摂取することで生理中の症状を軽減させる効果があるといわれています。

 

貧血予防

豆乳には鉄分が含まれるために貧血予防になります。また、鉄分はビタミンCと一緒に摂取するとさらに効果が期待できます。しかし、豆乳にはビタミンCが入っていないため他の食べ物と組み合わせて取るといいでしょう。

筋肉の疲労回復が早くなる

豆乳は低脂肪で多くのたんぱく質を含むことで筋トレにも効果的だといわれています。また、豆乳に含まれるペプチドが脂質代謝を向上させ、脂質から変換されたエネルギーが筋肉の疲労回復を早める効果があります。

 

無調整豆乳の注意点

豆乳は健康や美容にいいとされてますが、飲みすぎては逆効果になることがあります。豆乳にはイソフラボンが含まれています。このイソフラボンを過剰に摂取してしまうとホルモンバランスが崩れてニキビや副作用がでることがあります。

また、豆乳には便秘解消の効果があるといわれてますが、摂取しすぎることで消化器系に悪影響を及ぼし下痢等の症状が出現することがあります。

 

無調整豆乳を飲む時間と量

豆乳を飲む時間は特に気にする必要はないとされており、飲む量についても明確にはこのくらいとは決められていません。ただ、上記のイソフラボンの過剰摂取の件もあるため1日に1~2ℓを毎日飲むなどは控えたほうがいいでしょう。

無調整豆乳の克服

・調整豆乳から飲み始めて味に慣れる

・料理に混ぜ合わせる

豆乳は健康にいいから飲んでみようと思っても、実際に飲んでみると飲みなれない味で好きになれない人が多いみたいです。特に無調整豆乳は大豆独特の味がして後味が悪く感じます。そんな豆乳が苦手という方におすすめなのがキッコーマンの調整豆乳麦芽コーヒー味です。他にもバナナ味やフルーツミックス味などたくさんの種類がありますがこの麦芽コーヒー味がほどよく豆乳独特の味をマイルドにしていてかなり飲みやすいです。私も初めは豆乳が苦手でしたがトレーニングの疲労回復目的でこのコーヒー味を飲み始めました。これで豆乳の味に慣れたので今では無調整の豆乳を飲めるようにもなりました!いきなり無調整豆乳はハードルが高いのでまずは飲みやすい調整豆乳で大豆の味に慣れてから無調整豆乳に挑戦するのがいいかなと思います。体の健康のために豆乳を飲み始めようとするならまずは試してみたらいいかなと思います。

また、無調整豆乳を克服する方法としては直接飲むのではなく料理に混ぜてみることもおすすめです。シチューやハンバーグなど牛乳の代わりに豆乳を入れてみたり、コーヒーに無調整豆乳を混ぜてみると独特な味がマイルドになり身体に摂取しやすくなります。

ポイント

・調整豆乳から飲み始めて味に慣れる

・料理に混ぜ合わせる

 

まとめ

たしかに無調整豆乳は味が独特で飲みづらいかもしれません。ただ、調整豆乳から味に慣れていったり、料理に混ぜてみたりなどの工夫をすると食べやすくなります。調整豆乳と比べて大豆イソフラボンやたんぱく質が多いため健康にもいいです!最近健康を意識し始めた方などはぜひおすすめします!まずは飲みやすい豆乳から探してみるといいですね!



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