ワンピース1020話でヤマトが幻獣種であるモデル;オオクチノマカミの悪魔の実の能力者だということがわかりましたが、そのモデルとなったオオクチノマカミとはどのようなものなのか解説します。
神様なのか、麒麟のような幻の生物なのかその姿はどのようなものなのか解明していきます!
*この記事はワンピース1020話のネタバレを含みます
オオクチノマカミは二ホンオオカミのことを指す
オオクチノマカミとは漢字では「大口の真神」と表記され、昔神様として崇められたそうです。
そしてその正体が二ホンオオカミだとされています。
二ホンオオカミは生物界の頂点に君臨しており、
すべての生き物がする絶対的な存在でした。
そしてなぜこの二ホンオオカミが神様としてオオクチノマカミと崇められるようになったのか
それは二ホンオオカミが捕食者として生物の頂点にいたからです。
当時は農作物などをタヌキやイノシシ荒らすなどして害をなすもの(害獣)として扱われてました。
ただし、そのタヌキやイノシシも二ホンオオカミにとっては餌でしかないので二ホンオオカミが
農作物を守ってくれる存在としてオオクチノマカミとして崇めるようになったのです。
ちなみに漢字で「大口の真神」と表記されるのは
二ホンオオカミのどんな動物でも餌にしてしまう大きい口を指して
大口の真神と表したのではないでしょうか
オオクチノマカミは日本書紀に登場する守り神
日本書紀では日本武尊(やまとたけるのみこと)が山で邪神である巨大な鹿(もののけ姫のシシ神様的な?)と対峙し見事勝利するが、山中で迷ってしまう。
そのときに現れたのが白狼であり日本武尊を導いたとされる。
そして日本武尊はその白狼に「大口真神としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよ」と
命令したそうです。
そこから先の江戸時代では魔除けや盗難除けの神様として人々に信仰され続け、親しみをこめて「お犬様」とよばれるようになったみたいです。
日本書紀から始まり江戸時代、そして現代まで守り神として讃えられているようですね。
オオクチノマカミはジブリの映画にも出ていた
実はオオクチノマカミという神様は日本の代表とする映画であるジブリにも登場していました。
二ホンオオカミといえばそう!【もののけ姫】に登場する犬神であるモロですね!
これをみるとああ!確かに神様の雰囲気がある!と思いますね
大きな狛犬といってもいいのかもしれません。
ジブリの映画では山犬の神として森を守護する役目を担っていました。
要は守り神ですね!
この守り神であるオオクチノマカミをワンピースのヤマトはモデルにされているようです。
そのためヤマトはワノ国の守り神として存在している可能性がありますね。
ちなみにもののけ姫ではほかにもシシ神様という鹿の神様が登場しますが、
それが日本書紀に登場した日本武尊が対峙した巨大な鹿ではないかと思われます。
シシ神様も首を切られてからは巨大な黒い化物に変身していたのであれこそが邪心だと考えられます。
ヤマトは幻獣種;モデルオオクチノマカミの悪魔の実の能力者
ワンピースに登場するカイドウの息子であるヤマトですが、
その能力は幻獣種であるオオクチノマカミがモデルだということが判明しましたね。
ただ、最初の容姿からはオオカミの面影は感じられず想像するのは困難でした。
週刊少年ジャンプ/集英社/ONEPIECE/尾田栄一郎
ただし、996話にてササキと対峙した際に見せた能力の片鱗は少し面影がありました。
週刊少年ジャンプ/集英社/ONEPIECE/尾田栄一郎
大きな口に大きな牙が見えており、グルルルルと威嚇しております。
ただこれだけではやはりモデルがオオクチノマカミ(ニホンオオカミ)だとはわかりませんね(笑)
頭に2本角が生えていたのでカイドウやモモの助と同じ龍をモデルとしたものかと思いましたが
残念ながら外れました(´;ω;`)
1020話ではニホンオオカミというより気高い神様のようなイラストとなっていたため必見です!
アニメでの作画も期待されますね!
ワンピース最新話1020話ではオオカミの姿に変身してカイドウと戦っていた
そんなヤマトは1020話でオオクチノマカミの姿に変身してカイドウと戦っていました。
そしてカイドウの口からは
「そいつはワノ国の守り神」
「己をおでんと名乗る奴に食われちまうとは不覚でしかない」
「だから言ってんだ、おれの為にワノ国を守れ」
「守り神として」
それを強く断ったヤマトはオオクチノマカミの姿で
口から氷のブレスを吐いてカイドウに攻撃します。
これをカイドウは炎のブレスを吐いて相殺します。
龍とニホンオオカミの白熱としたバトルとなりそうです!
そしてカイドウが守り神と言っていることも気になりますね。
あんなに強いカイドウがおれの為にワノ国を守れといっているので
そこになにかしらの弱点があるのかもしれません。
そしてその弱点を復活したルフィがつき見事カイドウを討ち取るのではないでしょうか?
もしくはモデルとなっているオオクチノマカミが
古来の山の守り神とされていたため
それに乗っ取り守ってくれといっているだけかもしれません。
最後に「守り神として」と言っていますしね。
どちらにせよカイドウにとってヤマトは息子だからではなく、
貴重なモデル;オオクチノマカミの悪魔の実を食べたからヤマトに固執しているようです。
気になるカイドウとヤマトのバトルは本誌で熟読しましょう!
オオクチノマカミを祀る神社
ちなみにニホンオオカミの神様(お犬様)として実際にも祀られている神社があります。
それが東京都青梅市の山岳にある武蔵御嶽神社です。
この神社が創建されたところは昔から霊山として信仰されていたようで大口真神さまがニホンオオカミの神様として人々に親しまれていたようです。
この場所は標高が929Mもある山でその頂上からは関東一体が見渡せる絶景となっています。
ここがワンピースのヤマトのモデルとなったオオクチノマカミが祀られているとこかと
聖地巡りをするのもいいですね!
まとめ
・ヤマトは幻獣種;モデルオオクチノマカミの悪魔の実の能力者だった
・オオクチノマカミはニホンオオカミのことを指す
・オオクチノマカミは日本書紀やもののけ姫に出てきていた
もしかしたらヤマトが今後仲間になるかも…

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