【樹海村】コトリバコとは
コトリバコとは呪いの箱であり、見た目は気でつくられた立体パズルのような箱である。呪いたい相手に送る呪いを込めた呪具であるそうだ。もともとは2ちゃんねるというサイトでオカルト超常現象を取り扱った書き込みで広まったようです。コトリバコの話を読んだ後に体調を崩したと訴える者がでるほど怖い話だそうです。そのため一時期は【検索してはいけない言葉】としても広まりました。
コトリバコとカタカナで表記されているがこれを漢字にすると【子取り箱】となるみたいです。文字通り子供を取る箱という意味になり、妊娠している女性や子供に強い呪いが襲うとされています。
【樹海村】コトリバコに関する話
最後まで読むと体調を崩す者が現れたといわれるほどの怪談話のコトリバコ。
内容としてはSさんが納屋から面白いものを持ってきたと友人のMさんの家に持ってくる。それがあのコトリバコであり、霊感のあるMさんは強く反応し顔面蒼白し、嘔吐までしてしまう。Mさんは神主でもある父親に電話をし、その箱の除霊作業をおこなう。事態は落ち着き後日その箱が呪いの箱であるコトリバコだということをSさんはMさんから伝えられる。そのコトリバコは村の人が偶然その村に訪れた人に教えてもらったようで、自分たちを悪い扱いをしていた地主に対して使用したものだそうだ。呪いの役目を果たしたコトリバコはそれからはそれ自身の呪いの効力を弱らせるために各家で上手に回しながら保管してきたとのこと。ただ、なにかしらの理由である家にそのルールが伝わらずコトリバコの存在を知らないS家に渡ったということ。おそらくS家のおじいさんが自分の子供にそのことを伝える前に急死してしまった。他の人がその箱に関することをS家に故意的に伝えなかった。そうすればその箱を管理する役目が自分に回ることがなくなるからだ。そうして何も知らないSさんがその呪いに安易に触れてしまったと考えられている。そのときMさんが除霊したから解決したみたいです。
これで話は終わります。霊的な描写はなく、怖いという感じはあまりありませんでしたが何かやばいものを感じるという直感的にくるホラーのような感じがしました。本編はもっと狂った内容で狂気を感じるものがあります。また、この話を最後まで読んで体調を崩した者がいるという前振りがいいスパイスになり恐怖心を掻き立てるものかなという感じです。
ちなみに私は最後まで読んでも体調を崩しませんでした(笑)
【樹海村】コトリバコの作り方
①箱の中に家畜などの血でいっぱいにして1週間放置
②血が乾かないうちに、子供の身体の一部を入れる(子供の年齢によって入れる部位が決められている)
出生直後-へその緒と人差し指
7歳まで-人差し指の先とはらわたを絞って出てきた血液
10歳まで-人差し指の先
こうしてできたものを相手に送り付けるというものみたいです。
なお、箱はただの木箱ではなく特別な細工をされた簡単に開かない箱であることが必要みたいです。
また、管理方法もあり、「湿った暗い場所で管理する」、「女や子供を近づけてはいいけない」というルールがあるそうです。
【樹海村】コトリバコを題材とした映画
このコトリバコを題材とした樹海村とは別の映画もあります。
そのタイトルは≪コトリバコ≫というものでその名のとおりですね。2011年の映画であるため画は荒いですがそれがほどよい恐怖を演出します。あらすじとしては大学のサークルで海辺にある森の宿泊施設にいきます。そこの施設の管理人に近くの神社には近づくなと警告されます。案の定神社に侵入した大学生らは見つけたコトリバコを開放してしまいます。そこから呪いが繰り広げられるというものです。
個人的には最後がちょっと微妙でしたが途中までは友達と楽しみながらみることができましたしなしではないですが、お勧めできるかといわれると微妙なところですね。本格的なホラーが好きな方は話の展開的にあまり好まないでしょうね。コトリバコを映画にしようとして長編にしないといけなかったため、余計な部分が付け加えられたりした結果コトリバコの怖さを引き出せなかったという感じです。不完全燃焼ですね。
まとめ
検索してはいけないというコトリバコ、調べてみると色々と怖い話があって少しゾッとしましたね。2011年版のコトリバコでは残念ながら不完全燃焼で終わりましたが、今回の映画樹海村ではこのコトリバコがどのように活躍するか気になりますね!
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