結婚費用の相場はどのくらいか?婚約指輪、結婚式などの内訳を解説!

結婚を決める際にどうしても気になるのは結婚にかかる費用です。一体結婚にはどのくらいの費用が必要なのか知らなければ明確な計画を立てることはできません。そこで今回は結婚費用の相場やその内訳などを解説していこうと思います!

結婚費用の相場はどのくらいか?

結婚をするにあたって気になるのはその費用についてです。結婚には結婚式だけでなくそのほかにもいろいろとやるべきことがあります。主に結婚で多額の金額を要するのは以下の5つです。

・婚約指輪、結婚指輪

・結納や顔合わせ

・結婚式

・新婚旅行

・新居への引っ越し費用

結婚費用は435万円を目安にするといい

結婚費用のひとつの目安として大体『435万円』くらいをみるといいとされています。(結婚スタイルマガジントレンド調査2018参照)

これらは指輪代、結納や顔合わせ、結婚式、新婚旅行の費用が含まれており、新居への引っ越し費用は含まれていません。あくまで結婚式までの費用となります。

下記で詳細に説明しますね。

指輪にかかる費用

婚約・結婚指輪の平均は65万円

指輪はプロポーズするときに渡す婚約指輪と結婚式のときに渡す結婚指輪の2つが必要になります。どちらも男女ペアで買うため金額が高額になることを覚悟する必要があります。ちなみに婚約指輪のほうは36.9万円ほどで結婚指輪は28.1万円が平均だとされています。合わせて65万円ほどですね。

正直言ってかなり高い金額で相当な勇気と覚悟がいります。ただ、私の周りでは婚約指輪は40万円と張り切った値段のものにしたが、その代わり結婚指輪は15万円のものと婚約指輪にお金をかけてその分結婚指輪の費用を落としているというという人が多かったです。

 

結納・顔合わせにかかる費用

結納とは?

結納とは婚約の儀式であり金品の受け渡しを行うことで結婚の意を固めるものです。行う場所はホテルや料亭、女性の家の3つの場所が基本的だとされています。そして一般的に男性側が結納品を持参し、結納を行う場所の予約などは女性側がするとされています。そのあとに両家で食事をとる流れがスタンダードです。(この食事は顔合わせとは別です!)

・結納式の費用(場所や食事代)

・結納金

・結納品の費用

・結納返しの費用

以上の4つが結納に必要な費用となります。

結納品とは?
結納品は女性側から男性側に渡す9品目の品々であります。
・熨斗(のし)
 のしあわび。不老長寿の象徴
・寿恵廣(すえひろ)
 白い扇。末広がりの繁栄を示すもの
・小袖料(こそでりょう)
 結納金のこと。
・柳樽料(やなぎだるりょう)
 柳の酒樽。清酒の代わり清酒料として決まった額を包むことが多いみたい。
・松魚料(まつうおりょう)
 メスとオスの鯛のこと。いまは魚の代わりとして決まった額を包むみたいです。
・高砂(たかさご)
 老翁と老婆の人形。長寿の健康や高齢になっても夫婦円満を願うもの。
・結美和(ゆびわ)
 婚約指輪のこと。
・子生婦(こんぶ)
 昆布のこと。子孫繁栄を表します。
・寿留女(するめ)
 スルメのこと。末長い幸せを願うもの。
結納返しとは?
結納返しとは男性側からもらった結納金に対して女性側がお返しをするもののことです。一般的に時計やスーツなどが多いです。

顔合わせとは?

顔合わせは結婚が決まってから両家が挨拶を兼ねて開く食事会のことです。結納とは違い儀式などではなくただお互いの親睦を深めるというもので特に決まり事などはありません。このときプレゼントなどを渡すことがあっても結納のような金品とは違うのでカジュアルな感じで楽に行えます。

 

結納の費用は様々

結納には結納式、結納金、結納品、結納返しがあるため金額が地域によって変わってきます。

結納式…23万円

結納品…18万円

結納金…100万円

結納返し…21万8000円

(ゼクシィ相談カウンター調べに基づく調査結果より参照)

御覧の通り総額でおよそ『150万円』ほどかかることになります。

 

顔合わせは5.3万円

顔合わせの費用は両家合わせて『平均5.3万円』ずつ掛かるみたいです。料亭やホテル、結婚式場などで食事をとるのでその場所代と食事代がほとんどですね。結納と違い比較的にリーズナブルに済むのでいまでは顔合わせだけで済ませる家庭が多いみたいです。私の周囲の人も9割くらいは顔合わせだけで済ませたという夫婦が多かったです。残り1割は両親が儀式を大切にする過程で両家で協力しながらおこなったという方もいました。

 

結婚式にかかる費用

結婚式全体の費用

結婚式の費用は大体『308.3万円』かかるのが相場という調べがあります。(結婚スタイルマガジントレンド調査2018参照)

ただ、これがすべて自己負担というわけではなくご祝儀や親族の援助金もあるため自己負担額が100万円を下回ることが多いみたいです。

自己負担額ランキングでいうと

50万円未満…22%

50~100万円未満…22%

100~150万円未満…19%

150~200万円未満…9%

自己負担額0円…16%

(結婚スタイルマガジントレンド調査2018参照)

(小数第一位四捨五入)

親族が多く援助金をたくさんいただいたという方は自己負担額が0円だったというケースもあるみたいです。ただ、多くは50~100万円の間みたいですね。

結婚式費用の内訳

結婚式全体としては308.3万円の内訳はどのようになっているか参考までに紹介します。

 

挙式…30.8万

飲食代…109.3万

写真…14.4万

ビデオやdvd…16.6万

衣装代(ウェディングドレスなど)…40.1万

タキシード…8.6万

別撮り撮影…10万

会場装花…15.3万

ブーケ…3.7万

エステ…6.1万

贈り物(一人当たり)…0.7万

ウェルカムアイテム…1.4万

これは一般的な費用であるため、もっと抑えたいという方は必要ないなと思うところは省いて節約するのもいいです。

新婚旅行の費用

新婚旅行の平均予算

新婚旅行はどのくらいの日数どこに行くかで費用は大きく変わります。ただ、多くの場合は1週間(7日間)過ごすことがあるみたいです。その間の費用は国内だと『50.7万円』であり、海外の場合でも『66.2万円』ほどが平均だとされています。(結婚スタイルマガジントレンド調査2018より)

国内で新婚旅行をする場合

費用を抑えながらゆっくりと過ごしたいという方は国内での新婚旅行がお勧めです。

国内だと沖縄や北海道などが多いですね。沖縄は綺麗なビーチがあり国内ですがまるで海外に来たような雰囲気を味わうことができます。北海道は春・夏は自然や食事、乗馬やクルージングを楽しむことができ、冬はスキーやスノボなどのウィンタースポーツを楽しめるので新婚旅行先として人気です。

海外では言葉の壁もあるため精神的に少し負担がかかりますが、国内だと言葉の壁がなく安全にゆっくりと過ごせるのでお勧めですね。費用も平均として『50~60万円』ほどで済む場合が多いため経済的にも優しいです。

そして今年はコロナの影響もあり海外渡航は制限されているため、必然的に国内で新婚旅行を済ませるケースがありますね。

 

海外で新婚旅行をする場合

海外で新婚旅行をする場合は定番のハワイやおしゃれな街並みのイタリアなどが人気ですね。他にもモルディブやバリ島、グアムなどの非日常を味わえるリゾートが人気みたいです。費用は『60~90万円』ほどと高額になりますが一生の思い出になることは間違いなしです。

ハワイの予算

5泊7日前後で40~80万円

イタリアの予算

6泊8日前後で50~100万円

モルディブの予算

6泊8日前後で60~90万円

グアムの予算

4泊5日で20~50万円

バリ島の予算

6泊7日前後で30~80万円

 

予算は当然国内旅行より高くなります。ただその中でもハワイは費用が抑えやすいことに加えて日本人も多いため言葉の壁を気にすることなく新婚旅行を満喫できるため一番人気を誇るようです。

ただ現在はコロナの影響があるため、落ち着いたときにいきたいですね。

私はコロナ禍で結婚をしたためまだ新婚旅行はできていませんが、行くときはハワイと決めていました(笑)

新居への引っ越し費用

これは結婚式とは別になりますが、二人で生活するための大切なことになります。

引っ越しの費用だけでなく家具をそろえる必要もあるため想像以上に費用がかさむことが多いです。

新生活の準備にかかった費用の平均として『92.8万円』というデータがあります。

 

私の場合は嫁のほうが一人暮らしをしていて洗濯機や冷蔵庫など家電はもっていたのでそれを新居に運んであとは必要なものだけを購入したこと、格安の引っ越し業者を選んだことで『50万円』ほどには抑えることができました。ただ、家具だけでなく新居の初期契約費用として『36万円』ほどかかりました。引っ越し自体はニコニコ引っ越しセンターという業者に頼み県内の移動でしたが『3万円』ほどで済みました。なのでどちらかが一人暮らしをしていて家電をもっているなら必要なものだけを揃えればいいので少しお金が浮きますね。

私の新居への引っ越し費用として

引っ越し…3万円

アパートの契約…36万円

家具・家電の購入…10万円ほど

『総額50万円』ほどかかりました。ある程度の家電は嫁が持っていたためだいぶ抑えれましたが、家具などを一から揃えるとなるとやはり『90万円』ほどは見積もっていたほうがいいでしょうね。

 

結婚を決めた際のカップルの貯金額

結婚を決めた際のカップルの平均貯金額として『平均323.8万円』ほどで200~300万円ほどのカップルが多いという結果がでました。(ゼクシィ結婚トレンド調査2019より)

ただ、ここでえ?結婚費用が435万円を目安にするなら全然足りないじゃん!と思います。

この足りない分は親族の援助金やご祝儀で補うことが多いです。

結婚式の費用は親族の補助を考えて実際の自己負担額は150万円ほど、顔合わせで5.3万円、新婚旅行が50~70万円、新居への引っ越し費用が100万と考えると

『総額300~320万円ほど』になります。こう考えると平均貯金額とも割が合いますね。

そのためこのくらい合わせて貯金があれば結婚は十分可能だと考えられますね。

もっと費用を抑えたいという方は削れるところを削ったり、ブラナビなどの専門の相談所に行き自分に合った結婚式などを組んで余計な費用を省くといいですね。

 

 

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