呪術廻戦00巻で登場したリカちゃん(祈折本里香)は百鬼夜行が終わってから解呪に成功し無事成仏することができました。ただ、乙骨憂太が再び137話で登場した際にはリカちゃんらしきモノが出現しています。
さらには虎杖悠仁との戦いで完全にその姿を現していたのです。
あれ?祈本里香は成仏したんじゃないの?と疑問に思った方も多いと思います。
このリカちゃんはもしかすると祈本里香ではなく別物である可能性も非常に高いです。
そこで今回はそんなリカちゃん(祈本里香)の正体について考察していこうと思います。
【呪術廻戦】リカちゃんの正体とは?祈本里香とは別物で復活していない説が有力
00巻で登場したリカちゃんの正体は祈本里香という乙骨憂太が小さいころに婚約した彼女だったのです。そして137話で再登場した際にもリカちゃんと呼ばれるものを召喚していました。
ただ、この137話で登場したリカちゃんは祈本里香ではなく別の何かである可能性が非常に高いとされています。
その理由としては祈本里香は00巻の終わりで完全に成仏していたためです。
リカちゃんはお別れの際に乙骨憂太に「あんまり早くこっちにきちゃダメだよ?」と言い残しています。
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そのためこの時点でリカちゃんは自然の摂理であの世に成仏できたと考えられます。
また偽夏油が乙骨憂太に興味がない理由として、無条件の術式コピーや底なしの呪力はどちらも最愛の人の魂を抑留する縛りで成り立っていたに過ぎないとしています。
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そのためいまの乙骨憂太に興味がないということはもう祈本里香の魂は成仏してしまいその力がないということになります。
137話で登場したリカちゃんと呼ばれるものは祈本里香とは別物だと考えられます。
【呪術廻戦】祈本里香は幼少期特殊な力があった
祈本里香は幼少期特殊な力があったのでは?という話があります。
それは公式ファンブックに記載されており、
「自分の容姿に自覚的で意図的に大人を操るような言動がみられた」
という証言が親族からあったようです。
そしてその力を使い自分の両親を殺害したのではという疑いを父方の祖母よりかけられていたとされています。
ちなみに折本里香が5歳の時に母親は原因不明の急死をしており、父親は一緒に登山に行った際に父親だけ失踪してしまいます。
そのこともあり、折本里香には何らかの特殊な力がありそのせいで両親が死亡した可能性があります。
折本里香は乙骨憂太以外は全て嫌いだと公式ファンブックにあるので、相当恨みが強かったとされます。
その恨みが強力な呪いに変貌していたのかもしれません。
【呪術廻戦】00巻のリカちゃんの正体は呪いをかけられた折本里香だった
00巻のリカちゃんの正体は乙骨憂太が祈本里香に呪いをかけたことにより発生した最愛の人の魂の縛りでした。
乙骨憂太と祈本里香は小さいころに付き合っており、その際祈本里香から乙骨憂太に誕生日プレゼントとして婚約指輪を渡されます。
「里香と憂太は大人になったら結婚するの」
そのあと祈本里香は自動車にはねられて即死しています。
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そして祈本里香の大人になったら乙骨憂太と結婚するという呪いが発生し過呪怨霊としてのリカちゃんが完成したとされてました。
しかし実は乙骨憂太が祈本里香に死んでほしくないがために無意識で呪いをかけたことが物語の終盤で判明しました。
祈本里香がひかれたあと乙骨憂太は心の中で何度も強く「死んじゃダメだ」と念じていました。
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そのとき祈本里香の死を拒んだため呪いが発生したのです。
そして乙骨憂太は菅原道真の子孫だったこと、自分の魂を抑留されることで【術師としての強力な血筋×強力な縛り】で特級過呪怨霊となったのです。
なので00巻に登場したリカちゃんの正体は祈本里香の魂だったのです。
ちなみにこの呪いは公式ファンブックではバグのような縛りとされており、乙骨憂太が本心としては成仏してほしいという思いと、祈本里香が乙骨憂太と一緒にいることを強く望んだことでバグのような縛りができたと公言されています。
【呪術廻戦】最新話でのリカちゃんは祈本里香ではない
最新話(137話)で乙骨憂太が再登場した際にも背後にはリカちゃんと呼ばれるものがいました。
また、141話で虎杖悠仁と対戦した際にもはっきりとリカちゃんと呼ばれるものが出現しています。
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再度乙骨憂太と祈本里香の純愛コンビが結成されたと思いましたが、ここで登場したリカちゃんは祈本里香ではない可能性が非常に高いです。
理由としては祈本里香は百鬼夜行戦ですでに成仏しており魂はなくなっているためです。
ではなぜ成仏したのにリカちゃんも再登場しているのかというと、乙骨憂太がリカちゃん解呪後に術師として生きていくため再びリカちゃんの力を取り戻したことが考えられます。
そしてこのリカちゃんには祈本里香の魂は入っておらず、祈本里香の呪いの力だけを再現した物だと思われます。
なので最新話で登場したリカちゃんの正体は祈本里香ではなく祈本里香の呪いの力だけ具現化したモノだと推測されます。
そのため00巻のような最愛の人の魂を抑留するという強力な縛りはないため、無条件の術式コピー等のチート技は使えない可能性があります。
ただリカちゃんの膨大な呪力量はあるようで、その呪力量は五条悟を超えているとされています。
現時点で乙骨憂太が特級術師として術師の世界で生きることができているのはリカちゃんの力のおかげであり、乙骨憂太はいまもリカちゃんに守られているということになりますね。
【呪術廻戦】00巻のリカちゃんと最新のリカちゃんを比べてみた
00巻のリカちゃんと最新のリカちゃんの姿を比べてみましょう!
・00巻のリカちゃん(物語終盤で乙骨が優しく抱きしめるシーン)
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・再登場したリカちゃん
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比べてみるとほぼほぼ姿は同じですが顔のシャープさや口元、頭の形など少し違うところがあります。
また、再登場時のリカちゃんの爪の色は真っ黒ですが、00巻のリカちゃんは白い爪になっています。
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どうやら再登場したリカちゃんはネイルをして少しオシャレになっていたみたいですね。
形もすらっとしているのでスレンダー美人に変身していたようです(笑)
やはり00巻の時のリカちゃんと完全に同じというわけではないので、再登場したリカちゃんは祈本里香とは別物だという可能性が高いですね。
【呪術廻戦】乙骨憂太のリカちゃんの呼び方が変わっている
乙骨憂太はリカちゃんを呼ぶときに00巻では漢字で「里香ちゃん」と呼んでいましたが、再登場時には「リカちゃん」とカタカナで呼んでいます。
実は00巻でリカちゃんの正体が祈本里香だったときには常に「里香ちゃん」もしくは「里香」と呼んでいました。
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しかし、再登場してからは「リカちゃん」としか呼んでおらず「里香ちゃん」と漢字で読むことはしていません。
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理由としては00巻の時には祈本里香の魂があったため祈本里香として「里香ちゃん」と呼んでいたが、再登場したリカちゃんは祈本里香とは別物であり祈本里香の魂はないため「リカちゃん」と呼んでいる可能性があります。
再登場したリカちゃんは祈本里香ではなく呪力としての存在である可能性が高いため、呪具や式神のような扱いで「リカちゃん」と呼んでいるのだと推測されます。
もしこれが本当の祈本里香であればきっと「里香ちゃん」と漢字で呼んでいたはずです。
なにせ祈本里香は乙骨憂太の最愛の人物だからです。
そうでないということは再登場したリカちゃんは祈本里香ではなく全く別物であるといえるでしょう。
乙骨憂太の性格からしても自分の最愛の人を再び怨霊にしてまで強くなろうという考えはしないと思いますしね。
まとめ
・00巻に登場したリカちゃんと137話で再登場したリカちゃんは別物
・00巻のリカちゃんの正体は祈本里香の魂
・最新話(137話)で登場したリカちゃんには祈本里香の魂はなくリカちゃんの呪いの力を具現化したもの
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