呪術廻戦00巻で乙骨憂太は祈本里香からもらった婚約指輪を大切につけていましたが、137話で再登場した際にはその指輪をつけていませんでした。
その理由として有力なのが、指輪自体がリカちゃんの姿になったということです。
乙骨憂太の再登場と同時に成仏していなくなったはずのリカちゃんまで一緒に登場したのです。
今回はその指輪がなくなった理由として最も有力な指輪がリカちゃんの姿となったことについて考察していこうと思います。
【呪術廻戦】乙骨憂太の指輪はなぜなくなったのか?指輪がリカちゃんになった説を考察
00巻では祈本里香にもらった婚約指輪を付けてる乙骨憂太
週刊少年ジャンプ/集英社/呪術廻廻戦/芥見下々
しかし、呪術廻戦137話で再登場した際にはその指輪はつけていなかった
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あの指輪は乙骨憂太と祈本里香との純愛の証なのでつけていないことにはしっかりとした理由があるはずです!
その理由として最も考えられるのが、【指輪自体がリカちゃんの姿に変わった】ということです。
その手掛かりとなるのが
・乙骨憂太は特級→4級→特級に変動している(乙骨憂太の術師としての才能は高くない)
・ミゲルと一緒に海外に行っていた
・137話ではリカちゃんを出現させていた
・リカちゃんの呼び方が00巻と再登場時で変わっている
これらの観点から乙骨憂太の指輪が再登場時にはリカちゃんの姿に変わって、指輪はなくなっていたと考えられます。
以下で詳しく考察をしていきます。
【呪術廻戦】乙骨憂太は特級→4級→特級に変動している(乙骨憂太の術師としての才能は高くない)
乙骨憂太は入学当初は特級過呪怨霊であるリカちゃんが憑いていることからいきなり特級認定されていました。しかし祈本里香の呪いを解呪してからは4級に落ちています。
乙骨憂太自身も「里香ちゃんの呪いを解いたら僕はもう普通の人間、呪術高専にはいられなくなるけど」と発言していました。
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しかし、解呪して一度4級に落ちてから再び術師を続けて再登場時には特級に戻っていたのです。
術師の家系でもない一般人である乙骨憂太が特級に戻れたのはやはりリカちゃんの力が関係あるのだと考えられます。
そして乙骨憂太は解呪後は一般人に戻る予定でしたが、そのまま術師として生きることを決意していたようです。
その術師として生きていくためにやはりリカちゃんの力が必要だったみたいですね。
【呪術廻戦】ミゲルと一緒に海外に行っていた
乙骨憂太は五条悟の指示でミゲルと共にアフリカ(ミゲルの祖国)にいっていました。
理由は【黒縄】という特殊な呪具の残りを探すためだと乙骨憂太は明かしていました。
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【黒縄】は術式を乱し相殺する特殊な呪具であり、あの五条悟相手にも通用する呪具でした。
しかしその【黒縄】は五条悟がミゲルの持つものをすべて破壊してしまいました。
そのためミゲルに乙骨憂太を同行させ海外に行かせたのです。
そして乙骨憂太は【黒縄】を探すと同時に、失ったリカちゃんの力を取り戻す方法を知るため同行した可能性が高いです。
ミゲルを監視するのであれば他の術師が行けばいいですし、4級の乙骨憂太が同行する必要がないからです。
なので五条悟はミゲルが持っていた【黒縄】を探すと同時に、乙骨憂太にリカちゃんの力を取り戻させるために行かせたと考えられます。
そしてそこに関係するのが乙骨憂太がつけていた指輪です。
【呪術廻戦】乙骨憂太の指輪は里香ちゃんとの繋がりを表す
乙骨憂太がつけている指輪は祈本里香(里香ちゃん)との繋がりを表します。
乙骨憂太はこの指輪を通して里香ちゃんと繋がり、過呪怨霊である祈本里香の力を具現化しました。
そして呪いは物に憑いているときが一番安定するとされています。
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そのため乙骨憂太のパワーの源である里香ちゃんの呪いはこの指輪に篭められていることになります。
乙骨憂太がつけている指輪は祈本里香との繋がりであり、里香ちゃんの力を引き出すトリガーになっているようです。
高専に入って最初の任務で呪霊に真希と共に食べられた際には、真希を助けるために
「里香ちゃん、力を貸して」と語り掛け指輪を付けた瞬間里香ちゃんが具現化しました。
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指輪をつける→里香ちゃんと繋がる→里香ちゃんの力を自分の意思で引き出せる
このような関係があるようですね。
それだけ強い呪いが込められた指輪だったので解呪後も少しは呪いが残っていてもおかしくはありません。
この残ったリカちゃんの呪いの力を活用するため、ミゲルの祖国にいった可能性があります。
【呪術廻戦】137話ではリカちゃんを出現させていた
00巻で里香ちゃんの呪いを解呪してから乙骨憂太は137話で再登場しました。
そのときにあのリカちゃんも出現させていたのです。
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リカちゃんは00巻で解呪して成仏したのになぜ登場できたのか?
これが乙骨憂太が特級に戻れた原因であり、そのパイプとなったのがあの指輪ではないだと思われます。
ただし、このとき乙骨憂太は指輪をはめていませんでした!
祈本里香との繋がりであり力を引き出すトリガーとなる指輪をしていないということは、そのトリガーの形が別の物に変わった可能性があります。
【呪術廻戦】リカちゃんの呼び方が00巻と再登場時で変わっている
乙骨憂太は再登場時に「リカちゃん」と呼んでいましたが、実は00巻の時には一度も「リカちゃん」とは呼んだことがなくてすべて「里香ちゃん」もしくは「里香」と呼んでいたのです。
・00巻の時の呼び方
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・再登場時の呼び方
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なぜこのように呼び方が00巻と再登場時で違うのかというとそこには祈本里香の魂の有無が関係すると思われます。
00巻の里香ちゃんは祈本里香の縛られた魂が正体だったので、そこに祈本里香の魂は存在していました。そのため「里香ちゃん」と漢字で最愛の人だった祈本里香の名前を呼びます。
しかし祈本里香の呪いは解呪され魂は成仏します。
その後に再登場して出てきたリカちゃんはリカちゃんの呪力をもっているがそこに里香ちゃんの魂は存在しないため、モノの呼び方で「リカちゃん」とカタカナで呼んでいると思います。
【呪術廻戦】乙骨憂太がつけていた指輪はリカちゃんになっていた
再登場したリカちゃんはモノという扱いだと説明しましたが、ここでいうモノで思い当たるものがあります。それは乙骨憂太がつけていた指輪です。
あの指輪は祈本里香と繋がるパイプであり、祈本里香の呪いが安定するために憑いていたモノです。
そのためその指輪には膨大な祈本里香の過呪怨霊としての呪い(呪力)が流れていたはずです。
再登場した際に乙骨憂太は指輪をしていなかったが、成仏したはずのリカちゃんが出現していた。
ここで考えられるのがこの膨大な祈本里香の呪力が流れていた指輪がリカちゃんの力の姿として具現化されていたということです。
つまり再登場して出現したリカちゃんは乙骨憂太がつけていた指輪がリカちゃんの姿として変化したと考えられます。
指輪についていた祈本里香の呪力が形を変えてリカちゃんとして力が復活したということになります。
そこに祈本里香の魂は存在せず、指輪のようなモノの扱いなので祈本里香の名前である里香ちゃん呼びではなくリカちゃん呼びということにも納得がいきますね。
まとめ
・指輪には過呪怨霊だった祈本里香の呪力がたくさん流れていた
・乙骨憂太は4級になった後ミゲルと海外にいき、特級に戻っていた
・祈本里香の魂が憑いていた指輪をミゲルの祖国の技術で、リカちゃんの力として具現化した
・指輪がリカちゃんの姿に変わったため指輪をつけていなかった(リカちゃんの姿に変わった)
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