呪術廻戦150話では蘭太の発言から伏黒甚爾と禪院家の関係がわかるシーンがありました。そこでは今の禪院家が在るのは甚爾の気まぐれによるものだとされています。そこで今回は伏黒甚爾と禪院家の関係やなぜ伏黒甚爾が禪院家を残したのかその理由について考察していこうと思います。
伏黒甚爾と禪院家の関係を徹底考察!伏黒甚爾は禪院家の天敵だった
伏黒甚爾は禪院家にとって天敵であったことが呪術廻戦150話の蘭太の発言から明らかになりました。
蘭太は「今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ!」と発言していました。
このことから禪院家は伏黒甚爾の気まぐれによって生かされていたと考えられます。
そのため伏黒甚爾が禪院家を抜ける際にその気になれば禪院家が潰されていたと推測されます。
蘭太は今の真希が伏黒甚爾と同じになったと感じており、ここで殺さなければならないと自覚しています。
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では伏黒甚爾は禪院家にいたころはどのようにしていたのか、またなぜ伏黒甚爾は禪院家を潰さずに残したのか考察していこうと思います。
伏黒甚爾は躯俱留隊に所属していた
術式を持たない禪院家男児は躯俱留隊という部隊に入隊することが義務付けられていました。
そのため当時の伏黒甚爾(禪院甚爾)もこの躯俱留隊に所属していたと思われます。
その躯俱留隊では上の部隊である禪院家最強の集団「炳」から稽古を日夜受けていたみたいです。
恐らくその稽古はかなり厳しいものであり術式を持たないものは人ではないと考える禪院家にとって稽古より躾に近いものだと思われます。
真希が禪院直哉にやられているシーンがありましたが、恐らくこれも稽古と称していじめていたのではと思われます。
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では伏黒甚爾の場合はどうでしょうか?
伏黒甚爾は術式は持っていませんが天与呪縛により爆発的な身体能力を手にしておりあの五条悟にさえ一度は勝ってしまうほどの実力を持っています。
その伏黒甚爾に対して禪院家は誰も手出しができない状態だったと思います。
禪院家の上のものでさえ伏黒甚爾には歯が立たなかったと思われるので、当時の伏黒甚爾はかなり異物扱いされていたと考えられます。
伏黒甚爾は禪院家では酷い扱いを受けていた
術式のない人間はクズ扱いされる禪院家では伏黒甚爾はかなり酷い扱いを受けていたとされます。
その証拠に伏黒甚爾の口元には傷跡があります。
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この口元の傷は伏黒甚爾が小さいころに呪霊の群れに放り込まれたときにできたと公式のファンブックで記されてありました。
この呪霊の群れがあるところといえば149話ででてきた真希と真衣が放り込まれたところだと思います。
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ここには2級以下の呪霊が無数に群れており、訓練や懲罰としてこの部屋は使われているようです。
ここに放り込まれたがために伏黒甚爾の口元には大きな傷ができたとされています。
このような扱いを頻繁にされたため伏黒甚爾はぐれてしまったようです。
伏黒甚爾が禪院家を潰さなかった理由は伏黒恵にある
伏黒甚爾は気まぐれで禪院家を潰さなかったとされていますが、本当にそうなのでしょうか?
伏黒甚爾は禪院家にかなり強い恨みを持っているのでただの気まぐれではないように思います。
恐らく伏黒甚爾は生まれた子供(伏黒恵)のために禪院家を残したのではないかと 考えられます。
伏黒甚爾は旧姓が禪院だったころに伏黒家に婿入りして禪院家を抜けています。その後恵を産んだ直後に恵の母は命を落とします。(詳細は不明)
そのあとに津美紀の母と出会いまもなくして二人で蒸発しています。
このとき伏黒恵は小学1年生でした。
そしてこの伏黒恵を禪院家に売る算段もつけていました。
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ただし、これは母親の「恵をお願いね」という願いに対して伏黒甚爾がどうしたら息子である恵を幸せにできるかを考えた結果だと思われます。伏黒甚爾は術師殺しを生業としていたため恨みを持った敵が恵を襲うかもしれませんし、安全とは言い切れないからですね。
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術式を持たな甚爾にとっては最悪な場所でしたが、術式がある息子にとってはマシな場所だという判断みたいです。
そのため息子の居場所をつくるために禪院家を潰さずに残したと考えられます。
ただ、五条悟に敗れた後に最後の遺言として息子を頼むというようなことを伝えています。
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恐らく禪院家にいるより五条悟に預けたほうが幸せになれるということを直感したのでしょう。
それだけ息子のことを大切に想っていたことが伝わる場面でした。
なので伏黒甚爾と禪院家の関係はかなり最悪なものでいつ禪院家が潰されてもおかしくない状況だったと思います。しかし、恵の母や恵がいたからこそ禪院家は無事だったと考えられます。
まとめ
伏黒甚爾は禪院家を強く恨んでおり禪院家は伏黒甚爾に潰されてもおかしくない状況でした。ただ、伏黒恵がいたからこそ禪院家を潰さずに残していたことが考えられます。
そのため伏黒甚爾は気まぐれではなく息子のために禪院家を残したのだと推測されます。
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