呪術廻戦では学校側に偽夏油たちと内通している者が2人いるとされています。一人はメカ丸こと与幸吉が確定しており、もう一人は学長以上のものとされています。そしてその内通者は五条悟と同級生の家入硝子ではないかと推測されています。そこで今回はなぜ家入硝子が内通者なのかその理由について考察していこうと思います。
*あくまでも個人的な予想であります
【呪術廻戦】家入硝子とは?
家入硝子とは呪術高専東京校の医師であり、反転術式により治療がおこなえる数少ない人物の一人。五条悟と夏油傑との同級生で二人のことを「クズども」と呼んでいた。アニメでは虎杖悠仁が死亡した際に身体を解剖するという役目で登場。
【呪術廻戦】家入硝子の登場シーン
コミック2巻第10話「雨後」
少年院の任務で死亡した宿儺の器である虎杖悠仁の身体を解剖するという役目で初登場。
解剖する前に「好きに解剖していいよね」と発言。ただ、解剖しようとした瞬間に虎杖悠仁が生き返り「ちょっと残念」と悲しそうな発言。
その後五条悟が虎杖悠仁を死んだ前提で匿うことをさらっと聞いている。
コミック8巻第65話「懐玉」
五条悟の過去編で五条悟、夏油傑の同級生として登場。そのときは呪術高専2年生である。
五条悟たちにいじめられる歌姫を軽く心配するようなシーンがあり、歌姫にこの二人みたいにならないでという言葉に対して「あはは、なりませんよあんなクズ共」と笑いながら言っています。
コミック9巻第75話(懐玉-拾壱-)
伏黒甚爾との戦いにより新たな技紫を手に入れた五条悟。その五条悟が無下限の術式の自動選択化の練習に付き合う場面。
78話「玉折-参-」
呪詛師となった夏油傑とばったり会う。このとき夏油のことを「犯罪者じゃん」といっている。夏油の術師だけの世界を作るという話を聞いて、あとは五条悟に夏油傑発見の情報を電話で軽く連絡する。
コミック13巻第113話「渋谷事変㉛」
首都高速3号線渋谷線渋谷料金所にて学長と一緒にいる場面がある。
「呪骸もいるし私一人でいいですよ」と学長に話す。学長は敵がくることを想定しその要求を却下する。そして禁煙中であったみたいだが、学生時代を思い出して喫煙するシーンがある。
漫画で登場するシーンは大体このくらいです。
【呪術廻戦】家入硝子が内通者であると思われる理由
ではなぜ家入硝子が内通者だと思えるのか。
・虎杖悠仁が生きていることを偽夏油が知っていた
・夏油が呪詛師になってから再開して話している
・渋谷事変にて夜蛾学長に一人でいいと要求
・宿儺の器に興味がある
・夏油傑の死体を処理していない
以上の5点が怪しいと思われる理由です。
虎杖悠仁が生きていることを偽夏油が知っていた
少年院編で虎杖悠仁は死んだとされていたが、実際に復活したところを目撃しているのは五条悟・伊地知・家入硝子の3人である。そして後で一緒に任務に参加した七海健人である。そのため虎杖悠仁が生きていることを知るものはこの4人以外にはいません。それなのに偽夏油たちは虎杖悠仁が復活した情報を掴んでおり、順平と出会うように仕向けています。
そして家入硝子は五条悟から直接虎杖悠仁を匿うことを聞いています。その情報を偽夏油に流したのではないかと考えられます。
夏油が呪詛師になってから再開して話している
夏油が闇落ちしてから初めにあったのは家入硝子です。そこで夏油は呪術師しかいない世界を作りたいと伝えています。このときは「意味分かんねー」と言っています。ただ、もしかしたらこのときに夏油の悩みに共感していた可能性もあります。
渋谷事変にて夜蛾学長に一人でいいと要求
渋谷事変の戦いで家入硝子は夜蛾学長に一人でいいと要求しています。これは呪骸もいるし一人でも大丈夫というそのままの意味でも通りますが、唯一の回復要員なのにそれは怪しくないかと思いました。実力が夏油くらいあるなら別ですが、少なくとも家入硝子は夏目以下の戦闘能力であります。相手が特級だとわかっている状態で一人になる危険性は十分高いと思います。それなのに一人でいいとう発言はどこか不自然であり、そのため内通者である可能性が高いと思われます。
そして夜蛾学長はその家入硝子を見張るためにいるのかもしれません。
宿儺の器に興味がある
家入硝子が内通者だと仮定した際のメリットとして宿儺の器である虎杖悠仁の身体を解剖できるという点が思い浮かびます。宿儺に耐える器として特殊な身体をもつ虎杖悠仁は家入硝子なら絶対に解剖したいと思います。一度虎杖悠仁の身体を解剖しようとしましたが、虎杖悠仁が復活したためにそれは中止となり残念そうにしていますし。そして内通者として偽夏油と繋がっているなら虎杖悠仁を解剖した結果を共有できるメリットがあります。虎杖悠仁は偽夏油の人間と呪霊のハーフの研究よって作られた10番目の呪胎九相図である可能性が高いため十分にあり得ることだと思います。
夏油傑の死体を処理していない
0巻で乙骨憂太に敗れた夏油傑は五条悟にとどめを刺されます。そしてなぜか死体は処理されなかったために偽夏油として乗り移られたとされています。ここで気になるのが、呪霊操術使いの場合死後に取り込んだ呪霊がどうなるかわからないという点。そして、そのため伏黒甚爾は夏油傑にはとどめを刺さなかったとあります。そのリスクを知る五条悟もしくは呪術界がなぜ夏油傑の死体を回収しなかったか疑問に思います。通常であれば死後夏油傑が取り込んだ呪霊がどうなるかわからないので死体処理が得意な家入硝子に解剖を任せられてもいはずです。ただ、それをしていないということはもしかしたら家入硝子が夏油傑の死体を回収した可能性が高いです。そして加茂憲倫を乗り移らせたと考えられます。
【呪術廻戦】家入硝子が内通する理由
家入硝子が内通する理由としては宿儺の器の解剖もしくは夏油傑に対する同情だと思います。
同級生である夏油傑が呪詛師へと闇落ちしその思いを直接聞いたことにより心の底で同情し、死んだあとも加茂憲倫を乗り移らせて偽夏油として密かに協力していたのかもしれません。そして偽夏油(加茂憲倫)が作り出した宿儺の器(虎杖悠仁)の解剖を目論んでいるのではないかと個人的には思います。
まとめ
夏油傑の思いに感化されて死体となった夏油傑を復活させ、密かに内通しているのではと思います。
なので虎杖悠仁が復活した情報を偽夏油が知っていたりするのではないかと思いました。
内通者に関しては夜蛾学長だという声もありますが、個人的には夜蛾学長は家入硝子の見張りをしていたと予想します。なので内通者は家入硝子だと思いますね!
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