ヒロアカこと僕のヒーローアカデミア317話でなんとあのヒーロー殺しの異名をもつステインが再登場しました!
ステインはデクが対峙した相手で初めての強敵でありその強さとゆるぎない信念に魅了されたヒロアカファンも多いのではないでしょうか?
デクに倒された後は監獄タルタロスに収監されましたが、その強い信念と高い人気により再登場が期待されていました。
そして今回の回で再登場となりかなり熱い展開となっています。
そこで今回はそんなステインとデクの関係やステインの名シーンなどを振り返っていこうと思います。
【ヒロアカ】ステインの再登場が熱い!デクとの関係や名シーンを振り返ってみた
ヒロアカ317話ではデクの変化とともにあのステインが再登場しました。
ステインといえば保須市の事件でデク・飯田・轟の三人を相手にした強敵で、社会を正すために偽物のヒーローを殺害するという独特な思想を持っています。
その思想とどんな強敵にも怯まず挑む姿勢から周囲の一般人やヴィランが感化されることもありました。
保須で戦った際にデクのことを真のヒーローだと認めており、デクが脳無に捕まった際には率先して助けていました。
敵であろと自分の認めた相手は助けるという姿からも他の敵とは一風変わった魅力があり、作中でも人気なキャラクターとなっています。
そんな漢気溢れるステインとデクとの関係や名シーンを振り返っていこうと思います。
【ヒロアカ】ステインとデクの関係
ステインとデクの関係ですが、ステインはデクのことを本物のヒーローとして認めており生かす価値ありと判断しています。ただデクに関しては相手はヒーロー殺しをしておりなおかつ目の前で友人である飯田くんも殺害しようとしていたのでただのヴィランとしてしか判断していないようです。
最後にステインに助けられた際も必死に抵抗しており、隙あらば攻撃を仕掛けようとしていました。
週刊少年ジャンプ/集英社/僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
一方ステインはどうやらデクのことはヒーローとしてかなり大好きなようです。
それもそのはずステインの最も尊敬する人物はオールマイトであり、デクはオールマイトに認められた後継者であります。
デクの「余計なお世話はヒーローの本質なんだって」という発言を聞いたときのステインは満面の笑みで「ハァ」と感激しているようです。
週刊少年ジャンプ/集英社/僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
そのため向かってくるデクには足を刺すなど攻撃はしましたが殺すような攻撃は一切しませんでした。
また、デクが脳無にさらわれた際は自分をボコボコに倒した相手であってもすぐさま救出を試みています。
その姿はまるでヒーローのようなものを感じました。
デクはステインのことを許しているわけでもありませんが、ステインはデクをヒーローとして生かす価値ありと判断しており守る対象にしているようです。
ステインの独特な思想からくる奇妙な関係ですね。
【ヒロアカ】ステインが残した名シーン
瀕死の状態でもエンデヴァーに立ち向かい委縮させるシーン
ステインはデクたちにやられて瀕死の状態のときに、No.2ヒーローであるエンデヴァーがステインを「ヒーロー殺し」と笑みを浮かべて倒そうとします。
週刊少年ジャンプ/集英社/僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
相手は手負いで余裕で勝てると思ったのでしょうね。
そんな強気のエンデヴァーに対して瀕死のステインは諦めるわけでもなくさらに強い憎悪を敵に向けて自らの信念を貫くためにエンデヴァーに立ち向かうのでした。
その気迫にその場にいたエンデヴァーを含めた全員が身動き一つとれずにいました。
しかもエンデヴァーはその気迫に負けて後ずさりをするほどでした。
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普通自分が瀕死の状態で敵の中で2番目に強いものが目の前に現れたときには誰しも諦めてしまうと思います。
その状況でもステインは自分の信念である偽物のヒーローを粛清するという大義のために格上の相手であろうと一歩も引くことなく立ち向かうのでした。
敵であるデクを脳無から救出するシーン
デクはステインを倒して捕縛した後に逃げ出してきた脳無にさらわれてしまいます。
このときにステインは誰よりも早く行動し、飛び散った脳無の血をなめて動きを止めてとどめを刺してデクを救出します。
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そのときにいった言葉が
「偽物が蔓延るこの社会も、徒に力を振りまく犯罪者も粛清対象だ。全ては正しき社会の為に」
偽物のヒーローは殺害するが本物のヒーローは正しき社会の為に生かすという信念ですね。
これを自分を倒した相手にも貫き通すところに痺れましたね。
飯田のヒーローとして間違ったところを指摘し的を得た発言をするシーン
正義感が強くて真面目なヒーロー候補である飯田くんですがステインには偽物と判断されます。
その理由として①兄の仇という目先の憎しみに捕らわれたこと、②前の前に倒れている人がいるのに真っ先に救助しなかったこと
この2点でステインは飯田くんを偽物と判断しました。
そしてその理由がヒーローとしての行動として的を得たことでした。
飯田くんは大好きなお兄さんがステインにやられて下半身麻痺となりヒーロー活動ができない状態にされたことを恨み、その仇をとろうとステインのもとに駆けつけました。
週刊少年ジャンプ/集英社/僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
そしてステインに攻撃を仕掛けますがあっけなくやられて身動き一つとれない状態になります。
その際にステインは「あいつをまず救けろよ」と指摘します。
週刊少年ジャンプ/集英社/僕のヒーローアカデミア/堀越耕平
そこには飯田くんが駆けつける前に殺されかけていたネイティブというヒーローがいました。
しかし飯田くんはそれをおかまいなしにステインに立ち向かい動きを封じられます。
それがヒーローとして偽物だと判断されたようです。
ヒーローなら自分の都合を無視して目の前で倒れている人をまず救出しろという基本的なことを敵であるステインは指摘したのです。
このごもっともな的を得た説教も正しい社会を本気で目指すステインの名シーンの一つだと思います。
誰よりもヒーローとはないかについて考え抜いた結論だと思われます。
【ヒロアカ】ステインはヒーローを目指していたが失望して諦めた
確固たるヒーローの在り方をもつステインですが、そんなステインも一度はヒーローを目指して私立のヒーロー科高校に入学して勉学に励んでいました。
ただし「教育体制から見えるヒーロー勘の根本的腐敗」に失望して1年の夏に中退しています。
そこから10代終盤まで言葉で周囲に英雄回帰(ヒーローの在り方)について語り掛けていたようですが効果はなく、言葉に力はないと感じ現在のような偽物を粛清すして正しいものだけを残すというスタイルになったようです。
そしてその武は10年間独学で殺人術を学んだとあります。
このことからステインは一度ヒーローになり世の中のために貢献したいと思っていたようですが、現代のヒーロー勘に大きく失望したのでしょう。
その後も暴力は使わず言葉で真っ当に民衆に訴えかけていたのですがそれも無駄ということがわかり、最終手段である武力行使に走ったようです。
そのためステインは根からの悪ではなくより良い社会をつくりたいが自分がどれだけ訴えても変わらない世の中に嫌気がさして最も効果的な偽物は粛清という正義に至ったのでしょう。
社会の為に自らの手を汚してでも間違いを正すという彼なりの正義に惹かれますね。
*英雄回帰;ヒーローとは見返りを求めてはならない自己犠牲の果てに得うる称号でなければならないという思想
まとめ
・ステインはデクを本物のヒーローとして認めている
・デクはステインのことはよく思っていなかった(殺人という手段をとっているため)
・ステインの自らの正義を貫くところに惹かれる人が多い
デクはステインのことをよく思っていませんがステインはデクに対して特別な思いがあるため今後デクの成長を手助けするような活躍をすることが期待されています。
今後のステインの行動から目が離せませんね!
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