楽しみにしていた予定や大事な仕事の日そんなときに限って不意にやってくる偏頭痛。今回はそんな偏頭痛の原因や対処法について、私の経験を基に紹介していこうと思います。
偏頭痛の症状
偏頭痛の症状はおもにこめかみあたりの鈍くて強い痛みが出てきます。またひどい時には吐き気を伴うことがあります。私の場合は症状が①閃輝暗点、②頭痛、③吐き気と3段階に分かれており順番に進行していきます。まずは閃輝暗点の症状から始まり周囲が光って見えづらくなります。そのあと数十分後にこめかみあたりに鈍くて強い頭痛がきます。このとき閃輝暗点の症状は治っていることが多いです。頭痛が数時間続くと今度は頭痛と共に吐き気に襲われます。吐き気は頭痛が治った後も続くことが多々あります。
このような形で私の偏頭痛の症状はやってきます。
閃輝暗点は偏頭痛の前駆症状といわれており、周囲がチカチカしてみえます。眩しい光を見た直後の視界の状態に近いです。そのため視界不良に襲われ、手元や周囲が見えづらくなりかなりの不安に駆られます。
偏頭痛になりやすい原因
偏頭痛の原因は詳しくは判明しておりませんが、私の経験上からこのようなことをしたら偏頭痛が起こりやすかったというのがあります。
・運動や仕事による疲れやストレス
・夜遅くまで携帯をしていた
・長時間日差しなどを目などに浴びていた
・過度な緊張状態
・空腹状態もしくは水分をあまりとらなかったとき
上記のような行動をしたときに偏頭痛が起こりやすかったです。一つ一つ考えられる原因の説明をしていきます。
①運動や仕事による疲れやストレス
私が1番よく発作を起こしていたのが中学生から高校生にかけてでした。月に1度は症状がでて早退などをしていました。理由としては部活動などで激しい運動を毎日していたことが考えられます。社会人になってからは激しい運動をする機会がなくなったので頻度はだいぶ少なくなりましたが、仕事が忙しく寝る暇がなかったときに高い確率で症状がありました。なので肉体的な疲労が関係していると思われます。
②夜遅くまで携帯をしていた
③長時間日差しを目に浴びていた
夜中の12時を超えても暗いところで携帯をしていると翌日偏頭痛が起きることが多くありました。また運転などでサングラスを忘れて長時間運転しているときなどよく偏頭痛が起きていました。理由としては、携帯の光や日光などにより目を細めたりするのど眼球周囲の筋肉がこりやすくなっているからだと考えられます。
④過度な緊張状態
学校の試験や大切な発表のときなど極度な緊張状態が続いた後に偏頭痛が起こることもありました。大体は緊張してるときではなく家に帰って落ち着いたときに症状は出ていました。このことから緊張している状態からリラックスしたときの血管の動きに関連があるのかなと思いました。頭痛というのは血管が縮まったり広がったりしたときに起こりやすいみたいですからね。緊張してるときは交感神経が働き血管が収縮しますが、落ち着いたときに副交感神経が働き血管が拡張するためそのときに頭痛が起きやすくなると思われます。
⑤空腹状態や水分をあまりとらなかったとき
朝何も食べずに学校にいったり、夜寝る前や朝起きたときに水分をとらなかったときに偏頭痛の症状が出やすかったです。調べてみると空腹ということは血糖値が低下しているということ。そして血糖値が低下すると血管が拡張されるみたいです。拡張されたことにより頭痛が起こると思われます。また水分が不足すると血液がどろどろになり血液を流しやすくするため血管が拡張するみたいです。なのでこれらの原因も偏頭痛を起こしやすくする要因になると思います。
偏頭痛の対策
では、偏頭痛が起きないための対策ですが、私自身上記のことに注意して生活するとかなり頻度は減りました。それでも全く起こらないということはありませんが。2〜3ヶ月偏頭痛がないこともあります。
以下の3つを特に注意しています。
・よる遅くまで携帯をしない
・朝起きたとき、夜寝る前などにしっかりと水分補給をする
・空腹状態をあまりつくらない
実際に偏頭痛が起きてしまったら
対策をしていても時と場所を選ばず偏頭痛は起きてしまいます。中にはこんなときにと思う場面でもやってきます。そんなときとるべき行動としてまずは焦らないことです。私も最初そうでしたが偏頭痛の前駆症状がでたとき相当焦ってました。焦ることで自律神経が乱れて余計偏頭痛の症状が強くなったりする場合がありました。なので、症状らしきものがあっても焦らずに落ち着きましょう。そして、しばらく安静にして様子をみることです。偏頭痛だと断定したときは頭痛薬などを服用したほうがいいです。最近発見したのが偏頭痛の前駆症状があったとき首と頭の境目のところの筋肉をほぐすと偏頭痛が治まったときが2回ほどあります。
偏頭痛のセルフストレッチ
偏頭痛が起こるのは自律神経系の乱れもしくは筋肉の硬さに起因すると思われます。ここでいう筋肉とは眼球周りやこめかみ、首の後ろなどの筋肉が関係していると思います。なのでその辺りの筋肉をほぐせば偏頭痛も起こりにくくなるかなと思います!
以下はセルフマッサージになります。
後頭下筋の場所:首の骨を上にたどっていって後頭部との間にある窪みの両サイドにあります
マッサージ方法
①手のひらをパーにして親指を後頭部のすぐ下の窪みの横につける
②親指で縦・横にぐりぐりほぐしていく
感覚としては親指で筋肉の張りを感じ、痛気持ちいい感じがします。
①人差し指を曲げて第二関節を目頭に当てる
②そのままゆっくりと押し付けていく
③眼球の上の縁をなぞるように耳側にスライドさせていく
④同様に下の縁も人差し指の第二関節でなぞるようにスライドしていく
まとめ
偏頭痛はいつどのようなときに起こるかわからないので症状を持ってるだけでかなり不安になり日常生活に支障をきたしてしまいます。ただ、偏頭痛の原因や対策を知り頭痛と上手に付き合うことで負担はかなり減ってきます。私も小学生のときからずっと偏頭痛を持っていますが、自分なりの対策をとることで回数が減りだいぶ生活しやすくなりました。今回紹介したのは私個人が独自で行なっている対処法なので全ての人に当てはまるわけではないですが、この記事をみて1人でも多くの偏頭痛持ちの方の悩みが解決できると幸いです。
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