ジグを買う上で色合いについて悩む方は多いのではと思います。ついつい色が偏ってしまうこともあります。まだ釣りを始めて1年であり経験が少ない私ですが、今回は色の理論と実際にどういう色でどんな魚が釣れているかを紹介していこうと思います。私と同じ釣りを始めたばかりの人など参考になれば嬉しいです。
メタルジグにおける色の役割
目に見える色は虹色の赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色が基本となるといわれています。この7色が光に反射したものが目に見えるみたいです。また、それぞれの色の特徴として赤・橙・黄は水中では光を吸収しやすく広がりにくい、逆に黄・緑・青・紫は光を吸収しにくく広がりやすいみたいです。要するに赤系は日の光が届きにくいところでは見えにくく、逆に青系は暗いところでも見えやすいということだと思います。すなわち、赤系は水深の浅いところでは目立ってみえるが、水深深くになると目立たなくなるそうですね。青や紫系は浅いところでは目立たなくて、深いところでは目立ちやすいということになります。色の観点だけでいうとそういう理屈になります。ただ、これは人間でいうところの話で魚が実際にどういう色がみえているかはまだはっきりとはわかっていないみたいです。ただ、近年の研究では魚は人間より色彩感覚に優れているということも言われています。人間は赤・青・緑の3種類で判断していますが、魚はその3色+紫外線識別できるためです。ただ、目に見えているが脳のサイズからどういう風に識別しているかは定かではないみたいです。
気候や海の状態でメタルジグの色を変える
ジグの色は天候や海の濁り具合に合わせて対応できるようにしておくといいと思います。
海が澄んでいる・天気が晴れているとき
海の色が綺麗に澄み切っているときや天気が晴れているときは、アピールしすぎない自然な色合いがいいとされています。
ブルーやブルピン、シルバー系そしてピンクなどをそろえておくといいと思います。海が澄んでいると魚からもジグをよく見ることができ、赤系などの派手系だと見破られてしまう可能性があるからです。
海が濁っている・天気が曇っているとき
海が濁っているときや天気が曇っているときは一般的に赤やゴールド系、ピンク系を中心に使用するといいとされています。光があまりない状態なのでしっかりとアピールできるものがいいと思います。ただ、さきほどの色彩の観点からすると赤は微妙な気もしますがね。個人的には曇りの日はピンクとグリーンが釣果がよかったりしますね。
実際にどんな色のメタルジグでどんな魚が釣れるか
一般的な理論と実際の釣果では結構違うことがあります。個人的な感想でいうと青物は青とピンクが混ざった色(ブルピン)やピンク系で釣れることが多いです。また、マゴチなどの根魚はピンク系やグリーン系で釣れることが多いです。
青系で釣り上げたもの
ピンク・グリーン系で釣り上げたもの
メタルジグは何色を揃えればいいのか
人によって使用する色が違うため、この魚にはこれがいい!とは断定できませんが、たくさんの場面に対応できるようにピンク・ブルピンもしくはブルー・グリーン・シルバーの4色を揃えていたらいいかと思います。より多くの色をもつにこしたことはありませんが、金銭的な面もありますし何より色だけでなく重さも変えなければならないのでおおまかに4色と決めてあとは重さで調整すればいいかと思います。重さに関してはまた今度紹介していこうと思います。
まとめ
色によってこの魚が釣れるとは残念ながら断定できませんが、私のこの一年間の傾向としてはブルー系で青物、ピンクやグリーン系で根魚が釣れるという結果が出ています。あくまで私個人の考えなので一概にはいえませんがね。当然のごとく人によって考え方がバラバラなので、この色が釣りやすいというアドバイスなどがあればぜひコメント等でよろしくお願いします!
コメント