ダンベルの選び方で初心者が失敗しないためのポイントを私の体験談を交えてお話します。
初めてのダンベルだからと言って適当に買うとのちのち後悔してしまいます。
ただいきなり高額ないろんな機能がついてるダンベルを買うのは怖い…
そんな方の為にダンベルを購入する際に見るべき4つのポイントとおすすめのダンベルを紹介します。
ダンベルの選び方で初心者が失敗しないポイント
ダンベルの選び方で初心者が失敗しないポイントは以下の4つです。
①どれくらいの重量を設定できるか
②どのように重量変更できるか(ダイヤル型やプレート型など)
③幅はどのくらいあるか(サイズ感)
④今後ジムに行く予定はあるか
この4つを考えて購入すると後で後悔しにくいかと思います。
私はこれを気にせず安易に選んでしまったために今もあのときあのダンベルにしておけばよかったなと後悔しています(泣)
どれくらいの重量を設定できるか
まずダンベルの重量がどれくらい設定できるかみましょう。
商品によって最大の重量や何キロ刻みで設定できるかが違います。
例えば20㎏×2のダンベルを見ていきます。
扱える最大重量は片手なら24㎏、両手なら20㎏
このダンベルは1.25㎏のプレートが4つ、2.5㎏のプレートが4つ、3㎏のプレートが8つで構成されています。
なので2.5㎏か5㎏か6㎏刻みで調整できることになります。
次にこのダンベルを見ていきます。
扱える最大重量は41㎏
設定できる幅は説明欄では4.5㎏刻みで重量変更可能となっています。(写真の文の一番下)
4.5㎏刻みはトレーニングにおいてかなり急激な変化で初心者には少々厳しいと思われます。
これは片手最大32㎏まで扱うことが可能
設定できる幅は3㎏~32㎏までであり、なんと1㎏刻みで設定できることが可能!
このようにダンベルは物によって扱うことができる重量が違うのはもちろん、設定できる重量の幅が異なります。
最大重量は気にすることは多いですが、設定できる幅もかなり重要なのでしっかり吟味するといいです。
おすすめは1~2㎏刻みで調整できるもの
どのように重量変更できるか(ダイヤル型やプレート型など)
可変式ダンベルにはおよそ3種類くらいの重量変更の仕方があります。
主にプレートをつけ外しするもの、ダイヤルを回して調整するもの、ピンを指して調整するもの(ブロック型)の3種類です。
それぞれのメリットデメリットは以下のようになります。
1)プレート型のダンベル
プレート型のダンベルはこの写真のような物になります。
円盤のようなもの(プレート)を棒につけて外側をストッパーで止めるスタイルです。
王道でシンプルゆえ値段も安いですが、外すときにストッパーを回して一枚一枚とって付け替えないといけないので少々面倒です。
ころころ重量を変化させるトレーニングではこのひと手間がストレスに感じます。(私の場合)
2)ダイヤル型のダンベル
ダイヤル型のダンベルは写真のような形状をしています。
ポイントとして横のつまみを回すことで土台から必要な重量分のプレートをくっつけて持ち上がるので、重量変更がかなり楽なところです。
*ひと工夫されており少々値段が張ることに加え、中には安価で売られている粗悪な商品もあるので注意
【粗悪な口コミ】
・ダイヤル部分が壊れて操作できなくなった
・重りの部分の劣化が激しい
3)ブロック型のメリット
ブロック型のダンベルはこの写真のような物です。
ポイントとしてピンを好きな重量のところに差し込むだけで重量変更可能なので早く重量変更ができることです。
ダイヤル型と似ていますがこのブロック型は最大重量がダイヤル型よりも重いことが多いです。
注意点としてピンを上手に差し込めていなかったら重りが落ちて危険なことです。
ピンを差し込む位置が少しずれていたため重りが頭に落ちてきたという口コミがあります。
トレーニング後半で疲れているときに差し間違いが起きやすいので注意です。
幅がどのくらいあるか(サイズ感)
個人的に重要なのがこの幅がどのくらいあるかというサイズ感の問題です。
重量や設定できる幅はしっかり見る方も多いと思いますが、この幅がどれくらいあるかについては意外と見ていないことも多いと思います。
(私は完全に見ていませんでした)
サイズが大きいとそれだけ動かすときに邪魔になります。
ただ幅が何㎝か知ったところでいまいちピンとこないと思います。
そんなときはその幅だけ段ボールを切って自分がするトレーニングの動きを再現すると、実際に邪魔になるかどうかがわかります
サイズは商品明細のところに縦幅、横幅、高さなどが記載されているのでチェック
【実際に私が購入したダンベル】
これは私が購入したSTUDYの可変式ダンベル(プレート型)です。
横の長さが57㎝と大きく、両手で使うときなどにかなり邪魔になります。
特にアーノルドプレスやショルダープレス、ダンベルカールの時に横の長さが気になります。
ショルダープレスの時に横の棒で頭を打つ
アーノルドプレスで胸の前に持ってきたときに横の棒同士がぶつかる
このようなストレスがあるので購入する際にはサイズまでしっかりみることをおすすめします。
今後ジムに行く予定はあるか
最後に今後ジムに行く予定はあるのか、それともずっと自宅のみで筋トレをするかということを考えるといいです。
今後ジムに行くのであれば無理に高機能・高価格のダンベルを買う必要はないかなと思います。
自宅でのみ鍛える方は最初から高い金額を出してでもいいダンベルを買うことをおすすめします。
ジムに行けばダンベルがたくさんありそこから自分に合う重量を選べばいいのですべて解決しますが、色んな事情があり家でしか筋トレができない方は家をジムみたいにするために高機能の可変式ダンベルを買うといいです。
ダンベルはあとで買い替えようと思うと後悔するので注意です(後で説明します)
ダンベル選びで失敗した体験談
ダンベル選びで失敗した体験談ですが、私が購入したダンベルはこちらになります。
購入した理由として安いかつ重量が変えれるというだけで購入しました。
(詳しい機能面などはあまり見ませんでした)
問題点①;重量が足りなくなり追加できない
どの可変式ダンベルにおいてもいえることですが、重量が足りないと感じてもあとで重量を追加することができません。
そのためとりあえずこれくらいの重さで初心者用の軽めの可変式ダンベルを買うと、あとでその重量じゃ満足できなくなりまた別の可変式ダンベルを買わなくてはいけません。
それなら最初からかなり重い重量を扱えるダンベルを買えばよかったと後悔します。
問題点②;サイズが大きすぎて動かすときに邪魔
重量と値段は確認しましたが、サイズを確認しておらず届いたダンベルは思っていたよりもサイズが大きく動かすときに邪魔に感じました。
ただしこれはたとえサイズを見たところで恐らくどのくらいかイメージできませんでした。
そのためダンベルを買う際は横の大きさをチェックしたら、その長さ分段ボールなどを切って再現して動かしてみてから買おうと決めました。
横の大きさが57㎝あるとかなり動かしにくいです…
問題点③;プレートタイプだとつけ外しが面倒
プレート型だと重量を変える際につけ外しがかなり面倒に感じます。
例えば腕のトレーニングのときに14.5㎏、10㎏、8.5㎏の重さを使いますがこれをトレーニングの休憩中に変えるとなると結構面倒です。
両端だけ外したり付け替えたりするだけならいいですが、内側の重量を変えないといけないときは嫌になります。
それで集中力が切れたりもありました。
そのため簡単に重量を変えれるダイヤル型などにすればよかったなと後悔しています。
筋トレ初心者におすすめのダンベル
初心者におすすめするダンベルは今後ジムに行く予定がある方と自宅でしか筋トレをしない方でそれぞれ分けて紹介します。
今後ジムに行く予定がある方
・Wolfyokの15㎏~20㎏のダンベル(プレート型)
横の長さが36㎝とコンパクトであり20㎏(片手10㎏×2個)で9,799円
30㎏(片手15㎏×2個)で14,999円ほどになります。
あとはこちらのメーカー(Wolfyork)はFacebookに公式アカウントもあり他のわけのわからないメーカーで購入するよりかは安心できるため選びました。
*登録住所は中国のようです
ジムにいけば大抵のダンベルがあるのでそこまで慎重に選ばなくてもいいかなと思います。
家である程度鍛えてジムに行く方は片手15㎏までのダンベルで十分鍛えられます。
ダイヤル型やプレート型は便利な分慎重に選ばないと損する場合があるので、プレート型のつけ外しが王道タイプのものをおすすめします。
家でしか筋トレをしない方
・ライシンのメタルダンベル
家でしか筋トレしない方(ジムに行かない方)は後で後悔しないようにしっかりとしたダンベル(高重量かつ高機能)を選びましょう。
そこでおすすめなのが上記のものです。
1㎏刻みで32㎏まで扱えるかつ横の長さが48㎝とコンパクトな設計になっています。
ただし値段は59,800円とかなり高額です。
ダンベルは一度買ってまた別のものを買うとなると前のダンベルの処分が面倒ですし、お金もさらにかかるので買い替えはかなり抵抗があります。
そのため家でしか筋トレをしない方は初めからこのくらいの金額のダンベルは最初に買っておいても損はしないと思います。
*現に私はこのダンベルが欲しいですが前のダンベルの処分やさらにお金をかけるということから妻に言い出しにくい状態となっています。
まとめ
ダンベルを買う際は今後ジムに行く予定があるか家のみで筋トレをするか考えて、重量・幅・値段など自分に合ったものを購入するといいでしょう。
私の様に家だけで筋トレをする方は最初から5,6万円くらいしますがライシンのメタルダンベルを購入することをおすすめします。
とりあえずで購入すると買い直す際にダンベルの処分に困るので、買い直す必要がない満足のいくものを購入するようにしましょう。
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